スタッフの声

vol.67 : 「ただいま」

ご家族のお仕事が多忙になり、認知症の進行が重なったS様はご自宅での生活が難しくなったことで入居となりました。
 

S様にはとても親思いのご長男がいらっしゃいます。ほぼ毎週末、ご自宅で過ごされるS様のお迎えに施設へお越しになります。ご入居当初S様は帰宅願望が強く、ご長男が迎えに来られた時は「よかった~。やっと迎えに来てくれたのね。」、「こんなところ早く出して。」などと話されておりました。

 

そこで、スタッフが代わる代わるレクリエーションにお誘いしたり話しかけたりしているうちに、スタッフや他のご入居者様とも仲良く話される姿も見られるようになってきました。徐々にではありますが施設での生活にも慣れてきたご様子が見受けられるようになりました。1~2ヵ月ほど過ぎた頃には、迎えに来られたご長男にS様は「みんな良くしてくれるのよ。」、「お友達もできたのよ。」などと笑顔で話される場面も増えてきました。

 

入居されてから3ヶ月ほど過ぎた今でも、1週間おきくらいにご自宅へ外泊されますが、今ではスタッフや親しいご入居者様に向かって「行ってきます、すぐ帰ってくるからね。」と、あいさつをしてお出かけになり、お戻りには元気よく「ただいま。ここが私の家よ。」と話されています。

未来倶楽部
ケアスタッフ

一覧ページへ戻る

3K1Yについて 3K1Yは、K「感謝」、K「感激」、K「感動」、Y「喜び」の頭文字をとった、コーポレートスローガンです。この文章は施設で働くスタッフの投稿の中から、心あたたまるエピソードとして選ばれたものです。お客様のプライバシー保護のため、お名前はイニシャルではなく全てABCなどの記号で表記しています。