スタッフの声

vol.63 : ちょっとした工夫

脳梗塞による後遺症のため、ベッドで寝たきりの生活をされているご入居者様がいらっしゃいます。その方には、毎週土曜日に必ずご来設されるご家族がいらっしゃいます。マッサージをされたり、車いすに乗せ、廊下や駐車場まで散歩をされたりと、ご家族としてご本人様にやさしく接していらっしゃいます。

 

先日、ご家族がご入居者様の車いすを押しながら廊下を散歩されている際、車いすの後ろを見るとバルーンカテーテルをフックにかけて移動されていました。袋は裏向きになっており、溜まった尿が直接他者の目に触れないようにされていましたが、やはり気になっているご様子でした。そこで私は、自宅にあった布を縫い合わせ、バルーンカテーテルの袋にかける目隠し用のカバーを作ってプレゼントいたしました。

 

後日、ご家族より「カバーをありがとうございました。私も気になっていましたが、こんな方法があるとは思いませんでした。」、「本人はしゃべることができませんが、誰だってバルーンの袋は見せたくないと思っていると思います。これからますます散歩に出かけたくなりました。」とのお言葉を頂戴いたしました。ちょっとした工夫で、ご入居者様やご家族に「幸せ」の応援をしてさし上げられることを実感いたしました。

 

未来倶楽部
ケアスタッフ

一覧ページへ戻る

3K1Yについて 3K1Yは、K「感謝」、K「感激」、K「感動」、Y「喜び」の頭文字をとった、コーポレートスローガンです。この文章は施設で働くスタッフの投稿の中から、心あたたまるエピソードとして選ばれたものです。お客様のプライバシー保護のため、お名前はイニシャルではなく全てABCなどの記号で表記しています。